2016-08-03

 
夜更かしをする人は、なかなか眠れないのではなく、
その日に、何もしなかったから寝るふんぎりがつかない、という話を聞いたことがあるのだけど、

俺が、この住まいから引っ越せなかったのは、居心地が良いからではでなく、
記憶に残るようなことを、何もしてないから、なのかもしれないなぁ、と思った。

まぁ、便利だし、嫁さん子供がいたら別の感慨があって引っ越せないのだろうけど、
今、引っ越したら、この住まいは、記憶のなかで、
「しょうもない10数年を送った、ふがいない人生の象徴」になってしまう。

最近知った、ジョージ・デュークのアルバムで「Face the music」という名前のものがあって
このイディオムは、「音楽と向き合う」という意味のほかに
『(自分の行為の結果に対し) いさぎよく責任を取る、(世間の) 批判を受ける 』 という意味があるとのこと。

まさに今の俺にふさわしい言葉だし、こういうタイミングで、こういうアルバムに出会うことも象徴的。

ただ、彼にはピアノが有ったけど、俺には何もない。それを痛感する。
責任をとらないと、いつまでもグズグズだし、取り返しの付かないことになる。

だからやはり、結果を残せなかった責任を取るための、必要な引越しなのだと思う。
荷造りの多さが途方もなさすぎて、気を失いそうだけど。

それにしても、音楽って、人生の節目節目で、何かしら不思議な出会いがあるのね。
 




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