親父さんの健診の再検査や、実家の雨漏りなどを含め、これまでになかった変化が、あれこれ起きる。その端緒は、今年のアレのように見えて、実は、数年前から始まっていたと、誰ぞ知る。 知らないうちに、自分の基準がズレて、時代に合わなくなっていたりするのは、本当に怖い。
スマホの存在があるばかりに、罪を犯してしまう人を見るにつけ、つくづく20代の頃、きっちり道を踏み外しておいて良かったと思う。元の道に、戻ってこれなくはなったけど。 ただ、その人のやりたいことや適性が、若い頃にしかできないことであった場合、巻き返す、どころか、人並みに喰っていくことさえ厳しくなる、と分かるのは、歳をとってから、で、気づいたときには、時すでに遅し、ということはある。 そして、若い頃から、着実に生きてきた人には、かなわない。 20代の頃、読んだ本に、”人生で一番怖いのは、時間切れ”と書いてあったのを、最近、よく思い出す。
小林多喜二「蟹工船」を、まだ読んでない、と、気づき、慌てて読む。確かに、面白い(というと語弊があるが)し、今も残るだけある。終わり方も、カッコよくて、なぜか「風と共に去りぬ」を思い出した。 お次は、三島由紀夫「金閣寺」 一度、チェックしだすと、未読のものばかりなので、今年の夏のテーマは、日本の名作と、江戸川乱歩。
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まったくドキドキしないが、続編が続いたシリーズなので、1960年代のサスペンスの基準を知ったと思えば、悪くなく。 テーマ曲の冒頭が、スパイ大作戦に似ていたので、真似したのかと思ったら、こちら「機動捜査班」は、1961年、「スパイ大作戦(ドラマ版)」は、1966年。