無効化される瞬間

いや、もう、これ、ちょっと、本当に凄い…。すべてひっくり返った。並行で、が成立するのも脅威だし、その仕組みさえ(勝手に)やってくれるし、大がかりなそれも、果敢に、トライしてくれる。 俺の能力を完全に超えている。 どうすんの、これ…。

これまで、便利になる技術があったら、あるいは、なにかしら勉強したらそれだけ、その部分で、利益を生むチャンスがあったけど、この革命は、お金の流れが一切無くなる、くらいの衝撃で、あらゆる分野で、一定水準以下のところには、お金が回ってこなくなる。 それをふまえての、最近の多い、サロン化というか、顧客囲い込みの流れだったのだろうけど、それだって、ノウハウがたいしたことがなければ、メンバーが自分で動いたほうが速いし効果が高いことになる。

何年も、こういうのがあったら、あわよくば、自分で作れたら良いのになぁ、が、一瞬で実現してしまった衝撃たるや。

ただ、人としての、一定の能力が無効化される瞬間でもあるのが、厳しい。

カメラが特殊なのは、買っておかないと、そのときに手元になければ、その瞬間は二度と訪れない、という一点に尽きる。今年の紅葉はもう撮れないし、子供がいる人は、なおさら。それが高価なカメラである必要は無いし、いまや、スマホでも充分に撮れるけれど、もし、あのカメラで撮っていたら…と、一瞬でも思ったら、アウト。物質的なことよりも、お金を使うべきところで使えなかった自分のダメさ加減に、ガッカリすることになる。

そこで、100万くらい、好きに使える経済力。一回りも二回りの下の世代が、2ランク、3ランク上のものを自在に使いこなし、フットワーク軽く動いているのを見て、自分は、ポケットに入るカメラがあれば充分、とは思いつつも、これで良いのだろうかとも、思う。

名探偵津田を見てから、じっくり考えよう。 

謎自体は、シンプルだったけど、
いろんな要素を入れつつ、本筋を通し、
名探偵津田が、良い流れをぶち壊すのを、しっかり笑いにしつつ、
推理の状況に合わせて、ストーリーや撮影を対応させて、
ミスリードが多様で、手がこんでいることで、広がりが出るし、
しかも、終わったと思ったら、実はまだ…という要素まで、成立させて、
剛腕も剛腕。感服する。




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