オススメ3冊

「堕落論」 坂口安吾
 ”不良少年とキリスト”、”堕落論”。 人生で、一人で良いので、その作家にのめりこみ、全集でかたっぱしから著作を読んだ経験は、足場が固まり、弱ったときにすがれる場所にもなる。

「圏外編集者」 都築響一
 サラリーマンで喰っていける人は、余計なことは考えず、そっちのルールに徹するべき。 ただ、勤め人が、どうしても性に合わないとモヤモヤしてるなら、この本が、人生を左右させかねない。 著者の写真集「TOKYO STYLE」も必携。 できれば大型本の京都書院版が良いが、絶版かつ版元倒産のため、ちくま文庫版か、著者のサイトからpdf版を購入すべし。

「統計でウソをつく法」 ダレル・ハフ
 大学に入りたての頃に読んで、めちゃくちゃビックリした。 本屋に行って、読みたい本が見つからない、と思ったら、己の好奇心の乏しさに焦るべきだが、たまたま、読みたい本が無いときでも、岩波ジュニア新書、講談社ブルーバックスの棚の前をうろつけば、引っかかる本は、必ず見つかる。中高生向きの本は、案外、侮れない。

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